幻の大豆と呼ばれる「黒千石大豆」を使い、冬の期間に温水で栽培される「豆もやし」が収穫の最盛期を迎えています。

青森県黒石市南中野のハウス内で収穫されているのは「黒千石もやし」です。このもやしの原料となる「黒千石大豆」は、「大豆イソフラボン」や抗酸化作用がある「大豆サポニン」などの栄養価が多く含まれていますが、栽培が難しく1970年代には生産が一時、途絶えていました。

サニタスガーデン 山崎健 栽培管理担当
「普通のモヤシと比べて細いので水が多くなりすぎるとその部分が腐ったりそれが広がると収穫作業に時間がかかり大変です」

南八甲田の山麓で高原野菜などを栽培する黒石市のサニタスガーデンでは、10年ほど前から新たな市の名物として「黒千石もやし」を売り出そうと、地下から湧き出る温水を使って豆もやしを栽培しています。

種植えから約8日で50センチに育ち収穫されたモヤシは、シャキシャキの歯ごたえと通常のモヤシよりも甘い味わいとともに栄養価が高く、アスリートからも注目されています。

サニタスガーデン 山崎健 栽培管理担当
「青森山田のサッカー部や青森ワッツの選手に食べてもらいたくて、年に1度持って行ったり自分の子どものように育てているので、とてもおいしいと言ってもらえるようなおいしさと見栄えに仕上がっています」

「黒千石もやし」の栽培は3月中旬まで続き、県内のスーパーなどで150グラム200円程で購入できます。