石川県輪島市から集団避難した中学生が生活する施設から中継です。
輪島市からおよそ120キロ南、白山市にある集団避難した中学生の滞在施設です。今あちらに見えているのが施設の体育館、その奥に最大で160人が生活できる宿泊施設があります。
午後1時半ごろ、こちらに輪島から中学生を乗せたバスのうち2台が到着し、キャリーケースを持った生徒たちが続々と降りてきました。中には乗用車でここまで直接子どもを送りに来た保護者の姿もあり、別れを惜しむ姿が印象的でした。
この施設には輪島市内3つの中学校の1年生から3年生120人が避難してくる予定で、10人ほどずつそれぞれの部屋に分かれて生活していくということです。
授業再開の時期や保護者との対面の機会については「検討中」としていて、学習面、そして生徒のメンタル面のケアが課題といえそうです。
一方、能登地方の他の地域でも中学生の集団避難が検討されていて、珠洲市でも102人の中学生が集団避難を希望。市が受け入れ先などを調整しています。
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