福島と台湾を結ぶ定期チャーター便が16日、4年ぶりに就航しました。第1便はほぼ満席となり、さらなる国際交流や経済効果に期待が寄せられています。
阿部正輝記者「今4年ぶりとなる台湾からの定期チャーター便が福島空港に降り立ちました」
16日午後2時半ごろ、小雪が舞う福島空港に、福島と台湾を結ぶ定期チャーター便が到着しました。記念すべき第1便は、台湾からの観光客163人でほぼ満席に。到着ロビーでは、観光客が県や空港の職員から大きな歓迎を受けました。
台湾から訪れた人「初めて福島に来た。たくさんの雪などここの景色を楽しみたい。」
Q.福島で何を食べたいですか?「全部食べたい。海産物とかいいね。」
台湾との定期チャーター便の就航は、コロナ禍前の2019年12月以来およそ4年ぶりとなります。就航を記念したセレモニーで、内堀知事は、台湾と福島の交流促進に大きな期待を寄せました。
内堀知事「福島の冬景色と温かい県民性を感じてもらえたら嬉しい。きょうスタートした定期チャーター便を、これからもっと両地域の交流を促進させながら大きく成長させていきましょう」
飛行機はその後、内堀知事や県内の経済団体の関係者などを乗せて、午後4時すぎに、出発しました。
内堀知事は17日、台北で、観光関係者などと面会して、福島の魅力をPRする予定です。福島と台湾を結ぶ定期チャーター便は、3月下旬まで毎週火曜日と金曜日の週2往復で運航を続け、震災後初となる国際線の定期便化を目指します。














