新年インタビューです。今回は、自転車競技でパリ五輪を目指す、岡山市出身の太田海也選手です。

太田選手は、本格的な競技歴わずか2年余りで国際大会で優勝するなど、快進撃を続けています。「ある挫折」から始めた自転車競技。その強さの原点、さらにはパリ五輪にかける思いを聞きました。

太ももパンパン!「64~65センチあります」

(自転車競技 太田海也選手)
「よろしくお願いします」

岡山市出身で、自転車競技・日本代表の太田海也選手(24)。今年開催されるパリ五輪への出場、その先のメダル獲得が期待されています。

(コメンテーター ジャーナリスト 春川正明さん)
「この塊はなんですか?!」

(自転車競技 太田海也選手)
「太もも...太ももの太さは、64~65センチ程です」

「競技歴わずか2年あまり」でアジア大会2種目金メダル!

強靭な脚の筋力で、世界を相手に戦う太田選手。驚くことに、自転車の本格的な競技歴はわずか2年あまり。にも関わらず、日本代表として数々の国際大会で表彰台に立ってきました。

昨年9月の杭州アジア競技大会では、男子チームスプリントで、同じ岡山県の笠岡市出身・長迫吉拓選手とともに金メダルを獲得するなど、2種目を制しました。

(春川正明さん)
ー去年のアジア大会のスプリントのメダルですか?

(自転車競技 太田海也選手)
「そうです、メダルかけてみますか?」

ーものすごく重たいですね

「重量は結構あると思います」

ー表彰台でかけてもらったら、ずっしりと実感しますよね

(自転車競技 太田海也選手)
「このメダルをかけて、日の丸が上がったて国歌斉唱をしたので、すごく嬉しかったです」

競輪でも「ヤンググランプリ」で優勝 若手No.1に

さらに競輪では昨年末、東京で開催された若手選手の頂点を決める「ヤンググランプリ」に出場し、太田選手はラストスパートで後続を振り切って優勝。国内の若手世代のナンバーワンにも輝きました。

太田選手の注目すべき点は、これまで歩んできたキャリアです。

ースポーツは子どものころは何をしていましたか?

(自転車競技 太田海也選手)
「小学校に入学するまでは体操をやっていて、そのあとはレスリングやラグビーなど、本当に色々な競技をやってきました。中学時代はサッカー部に所属していて」