能登半島地震に関して、宮崎県は、災害派遣医療チーム「DMAT」を被災地に派遣することになり、第一陣となる県立延岡病院の医療チームが、15日、出発しました。

県内第一陣となる県立延岡病院のDMATは救命救急センターの医師や看護師など6人で、ドクターカーなどとともに派遣されます。

15日の出発式では、県立延岡病院の寺尾公成院長が「現地の方々のために、DMATというプライドを持って頑張ってきてください」と激励しました。

一行は、17日、石川県穴水町の保健医療福祉調整本部に到着する予定で、20日まで医療支援活動を行うことになっています。

(県立延岡病院DMAT 畠中健吾医師)
「病院もそうですし、避難所もそうですし、あまたなところにニーズ、需要を求められているところがあるので、少しでも現場で被災された方々が安心して生活できる手助けができればと思ってます」

県は、今後、来月4日までの期間で県内の病院のDMATを、順次、派遣する予定です。