台湾総統選挙をめぐり、アメリカのブリンケン国務長官が頼清徳氏の当選に祝意を示したことに、中国外務省の報道官は「強烈な不満と断固とした反対」を表明しました。

アメリカのブリンケン国務長官は台湾総統選の結果を受けて、「頼清徳氏の勝利にお祝いを申し上げる。また、民主制と選挙プロセスの強固さを改めて示した台湾の皆さまにもお祝いを申し上げたい」との談話を発表しました。

これに対し、中国外務省の報道官は談話で「強い不満と断固とした反対」を表明し、アメリカ側に厳重な抗議を行ったということです。

そのうえで、「アメリカがいかなる形、いかなる名目であれ、台湾問題に干渉することに断固として反対する」と強調しています。