青森県むつ市は津波避難計画の修正に向けた住民説明会を開き、参加した市民たちと避難に向けた対策について意見を交わしました。

13日の説明会にはむつ地区の住民たちが参加して、市から津波避難計画の修正業務を委託されている企業の担当者から地震発生後、36分で第一波が到達することが想定されるなどの説明を受けました。住民たちは早めに避難行動をはじめることを踏まえた上で、津波の浸水想定が示された地図を見ながら素早く高い所へ避難することや避難場所に蹴破ることができる扉を設置するといった意見を出しあいました。

※参加した市民は
「市の中心部だと山がないので、逃げるための建物を設置するとかお願いしたい」

市では、ほかの地区でも説明会を開いて、そこで出された意見なども踏まえ、2023年度中に修正を完了させる予定です。