金属などをつなぎ合わせる「溶接」の技術を競う大会が13日、岩手県花巻市で行われました。
これは技術者のレベルの向上と意欲を高め、ものづくり産業の発展を目的に県溶接協会が行っているもので、今年で64回目です。
開会式で岡田泰三会長は「大会をきっかけに全国一を目指してほしい」と、各企業から選抜された37人の出場者を激励しました。
溶接分野は機械化が進んだとは言え、重要な箇所ほど人の手に頼る技術が必要です。見た目や強度が審査の対象となり、出場者は真剣な表情で取り組んでいました。
13日は次世代を担う高校生の大会も併せて行われ、主催者は「交流と業界の魅力をアピールする機会にもつながってほしい」と期待を込めました。