台湾総統選挙の投票が始まりました。中国と距離を置く与党候補と経済面での融合をめざす野党候補2人の、あわせて3人による争いです。
経済面、軍事面で圧力を強める中国との関係が大きな争点となっている台湾総統選。市民の関心も高く、世論調査では8割を超える人が「必ず投票に行く」と答えています。
投票に来た市民
「(選択肢となる)政党が一つ増えました。政権交代は健全な政治の動きだと思います」
総統選は中国と距離を置く与党・民進党の頼清徳候補、経済面で中国との融合をめざす最大野党・国民党の侯友宜候補と、同じく融和路線の第三勢力・民衆党の柯文哲候補の3人による争いです。
これまでの世論調査では、いまの蔡英文政権の路線を継承する与党・頼候補がリードしていますが、中国は「独立勢力」「トラブルメーカー」と頼氏を強く警戒していて、当選した場合、どのような反応を示すか注目されます。投票は日本時間午後5時までで、夜には大勢が判明します。
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