中国との関係が大きな争点となる台湾総統選がきょう行われます。即日開票され、今晩にも大勢が判明するとみられます。

与党・民進党 頼清徳 候補
「今年世界で一番初めの選挙で、民主主義を勝ち取ろう!」

国民党 侯友宜 候補
「一緒に歴史を作りましょう!4回目の政権交代を成し遂げましょう!」

台湾総統選に立候補した3人は、きのう夜、選挙戦では最後となる集会を行いました。

中国と距離を置く与党・民進党の頼清徳候補のほか、中国に融和的で経済面での交流を主張する国民党の侯友宜候補、若者からの支持を集めている民衆党の柯文哲候補が立候補しています。

圧力を強める中国との関係が大きな争点ですが、物価の高騰や失業率の上昇などに対する不満が高まっている若い世代の動向も鍵となります。

投票は日本時間のきょう午前9時からで、今夜中にも大勢が判明します。