13日からの大学入学共通テスト2日間の天気です。天気図を見ると13日は冬型の気圧配置が強まり上空には寒気も入ります。気象予報士の井上陽子さんの解説です。

13日朝は平野は雨です。日中も雪が続いて、夕方、試験から帰る時間には平野部でも積もっている予想です。
予想降雪量は平野部で見ると、13日朝はまだ数センチ、夕方までに20センチの予想です。帰りは交通機関に影響があるかもしれません。


このあとを見ていくと14日の日曜朝には止みます。天気は回復傾向です。それゆえに心配があります。2日間の天気を見ると1日目は雪、特に夕方は積もります。気を付けて帰って下さい。


そして2日目は最低気温に注目です。朝から晴れると放射冷却の影響を受けます。
2日目の朝は前日の雪が凍るので試験会場への到着が1日目より時間がかかるかもしれません。時間にたっぷり余裕をもって試験会場に向かってください。

それから、外が寒いと試験会場の暖房が暑い場合も。重ね着したほうがいいです。簡単に調節できるような服装ですね。
そして、今年は地震の心配もあります。ここで被災した受験生への特例措置についてです。
富山県内の受験生が13、14日の大学入学共通テストを受験できない場合、27、28日に追試験を京都工芸繊維大学で行うことができます。

り災証明書などの提出は不要で、本試験場となる大学に電話すれば申請できるということです。また、地震で受験票を紛失した学生に対しても試験会場で「仮受験票」が発行されるということです。
被災された受験生の不安は計り知れませんが、追試験であってもどうぞこれまでの努力を発揮できますよう願っています。