今も2万人あまりが避難している石川県で、医療救護チームのサポートや支援物資の配分などの任務にあたるため、沖縄赤十字病院などから医師1人と事務職員2人があすから1週間派遣されます。

佐々木秀章医師
「避難所とか福祉施設の健康被害はまだまだ大きくなってくるだろうと、まだ寒さが続きますし、そういったところをいかに力になって健康を守れるような業務につなげられるかっていうところを心がけていきたいと思っています」

また石川県警からの要請を受けて、沖縄県警の職員14人が今月17日から6日間、安否不明者の捜索・救助活動のため被災地に派遣されます。

1月12日に行われた出発式で、市原悠樹警備部長は「被災者の心情に寄り添った活動をしてほしい」と現地に向かう隊員を激励しました。

広域緊急援助隊 特別救助班 喜友名朝之班長
「目の前に被災者がいる状況が数多くあると思いますけど、その方々を1人でも多く助けるという気持ち。それに尽力していきたいと考えています」

石川県によりますと、12日午後2時の時点で28人の安否が分かっていないということです。