政府の情報収集衛星を搭載したH2Aロケット48号機の打ち上げ成功を受け、岸田総理は「今後も安全保障と危機管理に万全を期す」とコメントを発表しました。

きょう、種子島宇宙センターからの打ち上げに成功した情報収集衛星・「光学8号機」は、北朝鮮のミサイル発射施設などを監視する事実上の偵察衛星です。

打ち上げの成功を受け、岸田総理は「政府としては、この光学8号機を含む情報収集衛星を最大限活用し、今後とも我が国の安全保障及び危機管理に万全を期す所存です」とコメントを発表しました。

また、高市宇宙政策担当大臣は「人工衛星の打上げの実績を重ねることができたことを誇らしく思います」としたうえで、「情報収集衛星の体制の整備によって、我が国の情報収集能力が一層強化されることを期待します」とコメントしています。

情報収集衛星は大規模災害時には被災地の状況確認も担っていて、元日に起きた能登半島地震でも被害状況の確認などに利用されました。