11日の会見で、鳥取県は、能登半島地震の教訓を生かし、地震や津波に対し対策を強化する考えを示しました。

鳥取県 平井伸治 知事
「能登の教訓を謙虚にいかしていく」

平井知事は、日本海側で起きる地震や津波に対して、今後、県として対策を強化していく考えを示しました。

能登半島地震では、道路の寸断などによる孤立集落の発生や大規模火災、住宅の耐震問題などがあり、これらは鳥取県でも起こりうるとして、県が定める「震災対策アクションプラン」の見直しを進めます。

また、津波の発生を迅速・的確に把握するため、遠隔監視カメラの増設、現在2か所しかない潮位計の増設を国に要望するなどします。

石川県輪島市の7階建てのビル倒壊を受け、1月15日から、鳥取県内のビルの緊急点検を行うことにしています。