日本銀行は1月の地域経済報告を公表し、能登半島地震で大きな被害が出ている北陸地方の景気について、去年10月に示した「緩やかに回復している」との判断を維持しました。ただ、去年12月末までに行った現地企業へのヒアリングなどに基づいて判断していて、「地震の影響は織り込めていない」としています。
日銀金沢支店 吉濱久悦 支店長
「能登半島地震が発生したことを受けて、状況は一変した。北陸には規模は決して大きくないが、非常に全国シェア、世界シェアの高いものを作っている企業がある。こうしたところに被害、支障が及んでいないかということについては、問題意識をもって、丁寧な情報の収集と分析に努める」
きょう日銀本店で開かれた支店長会議に出席した金沢支店長は、「人命救助などの災害対応がつづいているため、経済に対する影響に具体的に言及できる段階でない」とした上で、今後、生産用機械や電子部品、医薬品などの主力産業に加え、輪島塗などの伝統工芸品産業などについても、被害や影響を調査する考えを示しました。
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