派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件を受け、自民党はきょう、政治刷新本部の初会合を開きました。菅前総理ら出席者から相次いだのは「派閥解消」を求める声でした。
派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件を受け、新設された自民党の政治刷新本部。初会合の冒頭、岸田総理から示されたのは強い危機感でした。
岸田総理
「国民の信頼を回復するために、日本の民主主義を守るためには自民党自ら変わらなければならない」
政治刷新本部に名を連ねたのは、岸田総理を本部長に、党執行部や歴代の青年局長、女性局長など38人の国会議員たち。東京地検特捜部の家宅捜索を受けるなど、政治資金問題に揺れる安倍派からは最も多い10人がメンバー入りしました。
安倍派 太田房江参院議員
「ケジメをしっかり持ちながら(政治活動を)やれる体制を作ることが大事ではないか」
今後、外部の有識者も参加し、▼政治資金の透明性の拡大や、▼派閥のあり方に関するルール作りなどについて議論を進めますが、初会合では「派閥の解消」を求める声が相次ぎました。
政治刷新本部 最高顧問 菅義偉前総理(無派閥)
「非常にわかりやすいのが派閥の解消」
小泉進次郎元環境大臣(無派閥)
「今回は派閥はなくす、この結論以外にはない」
派閥の解消をめぐっては、最高顧問を務める菅氏が「派閥解消」の立場をとる一方、麻生氏は「派閥の解消はあり得ない」との立場で温度差があり、協議の難航も予想されます。
刷新本部では今月中に中間取りまとめを行うとしていますが、野党側は…
立憲民主党 長妻昭政調会長
「現行の甘いルールさえ意図的に破る人たちが『ルールをいじればルール違反はなくなります』と。こういうような話っていうのは本当に茶番だと思います」
裏金事件では、東京地検特捜部に逮捕された安倍派の衆院議員・池田佳隆容疑者がおととし、安倍派でキックバックを廃止する方針を決めたあと、キックバックの継続を要求していたことが関係者の話で新たに判明。
自民党内からも「刷新する前に裏金疑惑の真相究明が先だ」との声が上がるなか、政治刷新本部でどれだけ踏み込んだ議論を行うことができるのか、本気度が試されています。
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