能登半島地震から11日目。
避難所で感染症が広がるなど被災者の健康管理が求められる中、山梨県の保健師チームの派遣が始まりました。
第1班が11日朝、石川県七尾市へ出発しました。

石川県七尾市へ派遣されたのは、県の保健師2人と事務職1人の保健師チームです。

国からの要請を受けたもので、12日から16日まで七尾市内で避難所にいる住民や自宅にいる要支援者の健康管理に携わります。




県医務課 看護指導監 松井理香保健師:
住民の方々の不安な気持ちに寄り添って、健康面とか話を聞く中で必要な支援につなげたい。持病のある人も薬を持ち出せないで避難しているし、ストレスで血圧が普段上がっていなくても上がっているとか、眠れない方とかがいると思うので。

県は保健師チームを順次交代し、12班合わせて36人を派遣する計画です。

珠洲市に行く応援職員:
「それでは山梨県隊第一班、行ってきます」

また被災した市町村の業務を支援する応援職員の派遣も、11日から始まりました。

第一班は県職員4人と市町村職員6人で、支援物資の拠点となっている石川県珠洲市の体育館で物資の搬入や搬出などに携わることになっています。



県市町村課 長田秀一さん:
物資が足りなかったり雪も降って寒い中、心も体も疲弊している方がいることが想定されるので、そういった方の困っていること支援を見極めて行動していく。

第一班の派遣期間は1月17日までで、県は継続して職員を派遣することにしています。














