シリーズ「今年にかける2024」。4回目は、福島市在住の世界的エアレースパイロット室屋義秀選手です。去年開催された世界大会エアレースXで優勝するなど、第一人者となった室屋選手が今力を入れているのは「人材の育成」です。
室屋義秀選手「花壇にタネを置いているようなもの。早く花が咲かないかなみたいな、そんな楽しみです」
室屋さんが力を入れる人材育成。そのひとつが去年春に始まったレースパイロットプログラムです。室屋さんが自ら次の世代のパイロットを発掘して育てるもので、レースパイロットの育成に特化したプログラムは日本では初めてです。

室屋選手「目指すは世界一。そこを目指す人だけを対象にしてトレーニングしていく」
室屋さんの呼びかけに応えて全国から集まったのは、男女32人の候補生たち。レースパイロットプログラムでは、通常10年以上かかる訓練を効率的に行い、5年後のレースデビューを目指します。
