参院選の演説中に銃撃された安倍元総理の告別式が行われました。その後、遺体は永田町周辺をめぐり、最後の別れをしました。
東京・港区の増上寺周辺にできた黒山の人だかり。
一般の弔問客は告別式の会場には入れませんが、安倍元総理に最後の別れをしたいと多くの人が集まりました。告別式の会場ではない建物にも弔問客の長蛇の列ができました。
献花に訪れた人
「安らかにお眠りくださいと、心の中でお伝えいたしました」
「胸が締め付けられるような。安倍さんの笑顔の写真を見て、無念だったんじゃないかなと思いました」
午後1時に始まった告別式は近親者のみの家族葬の形で行われ、森喜朗元総理や岸田総理、自民党の茂木幹事長らも参列しました。参列者によると麻生副総裁が弔辞を読み、「よく一緒に飲みゴルフをした」「俺が安倍さんから弔辞をもらうはずだったのに」と悔しさをにじませました。
下村博文元文科大臣
「安倍晋三さんに対する、愛情があふれる涙の出るような、大変素晴らしい弔辞を心を込めてお話されてました」
また、喪主を務めた妻の昭恵夫人は涙ながらに「経験できないことを経験させてもらった」と安倍氏への感謝を語ったといいます。
記者
「安倍元総理の遺体を載せた車が、今、葬儀が行われた増上寺を出ました。沿道の人々から拍手や弔いの声があがっています」
安倍元総理の遺体が斎場へ向かう際には、集まった人たちが弔いの声を上げました。その後、安倍元総理の遺体は永田町の周辺へ…。
自民党本部前では、茂木幹事長や二階元幹事長らが、整列して遺体の到着を待ちました。
記者
「自民党本部前に、ゆっくりと安倍元総理の遺体を載せた車列が入ってきました。『ありがとう』という感謝の声、そして拍手も送られています」
また、総理官邸では遺体を載せた車が正面入り口で一度停車し、待ち受けた岸田総理らが両手をあわせました。安倍元総理の遺体は国会前を通過し、都内の斎場へ向かいました。
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