富山県は13日(土)14日(日)に行われる大学入学共通テストの受験生のうち、建物が倒壊するなどの被害を受けた家庭の受験生や、断水などで生活上の支障が生じている受験生を対象に、富山県内で受験するための宿泊費について一律一泊1万円を補助すると発表しました。
対象となるのは住居が全壊・半壊・一部損壊または全焼、半焼、部分焼の被害を受けた世帯の受験生や、断水などにより生活上の支障が生じているなどの受験生と卒業生、高校卒業認定資格合格者です。
補助の対象となるのは大学入学共通テスト本試験受験日の前日12日(金)13日(土)の宿泊費で、すでに予約されている宿泊分も含みます。
受験生1人につき一泊あたり一律1万円(最大2泊まで)を補助します。
申請書や大学入学共通テストの受験票の写し、宿泊したホテルや旅館の領収書の写しなどを提出すると後日、指定の口座に助成金が振り込まれます。
詳細は富山県のホームページをご覧ください。
富山県内ではこの地震で41人が重軽傷、住宅の被害は900件を超えているほか、9日午後1時時点で断水が続く氷見市と高岡市の5か所に避難所を開設。合わせて82人が避難生活を続けています。