全国の写真家の作品を集めた写真展が高知市で開かれています。撮影した写真家がその一瞬に込めた様々な思いを感じ取ることができます。
高知県立美術館で9日から始まった「光展」。毎年行われている写真展で、今年で58回目を迎えました。
会場には人物や風景など、幅広いジャンルの作品が300点以上展示されていて、県内在住の写真家の作品も数多く集まっています。
日光に照らされたステンレス製のベンチを撮影したこちらの作品は、光の表現と何気ないベンチの形を強調するため、あえてモノクロに。

また、高知県知事賞を受賞したこちらの作品では、祭りで「しめ縄」を切る瞬間の迫力と躍動感が切り取られています。

(日本光画会高知支部 市山秀明さん)
「それぞれの作品、自分の気に入った作品を楽しんでもらう。何でもないものを撮ったものを作品にしたとか、そういうところを見て発見してもらう。“この作家はどういう意図で作品を撮ったのか”とかそういうところを見てもらいたい」
「光展」は県立美術館で1月14日まで行われています。














