宮城県大崎市などでは、能登半島地震で被害の大きかった石川県に、避難所などで簡単に組み立てられる段ボール製のベッドを送ることになりました。

伊藤康志大崎市長:
「避難所が非常に寒い状況、また、ライフラインもまだ不通で水道も電気もないということのようで、段ボールベッドの支援要請がありました」

大崎市は、宮城県から段ボールベッドの支援要請を受けて、備蓄している400台のうち180台を10日、石川県に送ることになりました。

段ボールベッドは、東日本大震災後に自治体などで備蓄されるようになったものです。避難所などで、わずか数分間で組み立てることができます。また、体が床にじかに接することがないうえ、段ボール自体や段ボール箱に空気層があり、寒さ対策に効果があるとされています。

富谷市も、段ボールベッド50台を石川県に送ることにしていて、大崎市と合わせると230台となります。