エースとして接戦を勝ち上がったウィンターカップ
崎濱秀斗選手(福岡第一3年)
「自然に出てきたパスで、そこまで意識していなかった」
3回戦まで順当に勝ち上がった福岡第一。準々決勝の相手は、インターハイ準決勝で敗れた宿敵、京都・東山。

崎濱秀斗選手(福岡第一3年)
「あのゲームが今大会1番のターニングポイントで、あのゲームがあったからこそ優勝できた」
ゲームは序盤から東山ペース。福岡第一も追いかけますが、身長203センチのべナミネから東山が速攻。その後も、猛攻を止めることができない福岡第一。第3Q終盤にはこの試合最大となる18点差をつけられるなど苦しい展開が続きます。
激しさ増す終盤戦、ペースを掴んだのは福岡第一でした。残り2分、点差は6点。ここから崎濱が覚醒します。

崎濱秀斗選手(福岡第一3年)
「1番は『絶対に自分はみんなから信頼されている』という思いがあった。高校生活の中で誰よりもシューティングをしている自信があったので、自分を信じて打ち切った」
2点差まで縮め、残り時間30秒。ここで逆転勝利を決定づける3ポイントを決めます。
崎濱秀斗選手(福岡第一3年)
「最後は自分の中でも本当に“決めてやろう”という思いと115人の声援がシュート1本入った要因でもあるので、みんなの応援が力になった勝利だと思う」
終盤の大逆転劇。ウィンターカップ屈指の名勝負となりました。