知事が掲げる主な課題の2つめは高校再編などを含む教育改革。
さらに3つめは脱炭素など、『長期的視点への対応』です。
阿部知事:
「長野県は2030年までに2010年比で温室効果ガス実質6割削減というきわめて高い目標を掲げて、具体的なロードマップを作っています」
「何よりも県民の皆様方のご協力が不可欠です。県民の皆さんにお願いしたいのは、まず1つは交通ですね。できるだけ公共交通を我々も活性化していきたいと思っています。そのためにはぜひご利用いただきたい、あと、長野県は自動車の保有台数が非常に多い県でありますけれども、自動車を購入される時には、ぜひ電気自動車とかあるいはハイブリッド車とか環境にやさしい車種をできるだけ選択いただきたいと思っています」
県民参加という点では、県民から事業のアイデアを募る「県民参加型予算」の取り組みを始めています。

雪が多い地域での太陽光発電に関連したものなど、6つの地域の6事業を選び、新年度予算案に盛り込む方針です。
参加した提案者は:
「高校生、または大学生、ようは学生さんたちもぜひこういったものに参加していただいて、発表していただき、未来の長野県の考え方を決めていける一筋になるんじゃないかなと思っております」