高知県須崎市で、地元の高校生たちによる「販売実習」が行われました。生徒たちが考案したメニューには、「地域の魅力を知ってほしい」という思いが詰まっています。

須崎市の「すさきまちかどギャラリー」で行われたのは、「高校生カフェ」と銘打った、須崎総合高校の生徒たちによる販売実習です。須崎市と連携して開かれたカフェでは、「須崎の野菜の味の良さを、市内外の人に知ってもらいたい」と、生徒たちが自らメニューを考案しました。

■須崎総合高校 2年 安並優人さん
「失礼します、『キッシュプレート』になります」
■松岡葵アナウンサー
「おおー!彩り豊か!いろんな野菜が入ってます!」

■松岡葵アナウンサー
「どういったメニューになんですか?」
■須崎総合高校 2年 安並優人さん
「食材は須崎市の野菜を使うようにしているのと、『須崎市の野菜の味』を楽しんでほしいので、味付けはできるだけシンプルにしています」

■松岡葵アナウンサー
「おいしい!野菜がごろっと入っているので、口に入れた瞬間、ブロッコリーのおいしさ、ジャガイモのほくほくとしたおいしさを感じます!シンプルな味付けなんですが、ベーコンの塩気が野菜の甘みを引き立てています!スープは、キッシュには入っていなかった白菜のシャキシャキとした食感も楽しいですし、ネギがいいアクセントになっているんですよ!」

■訪れた人
「(これからも)続けてやってもらったら。私、この近くに住んでいますから、楽しいですね」
「『すさきまちかどギャラリー』を上手に使ってもらって、町おこしをしてもらいたいです」
「今、子どもが少なくなっている時代だから、できるだけ須崎に、いろんな仕事で須崎に貢献してほしいですね」

■須崎総合高校 2年 安並優人さん
「野菜もそうですけど、須崎は最後にカワウソが目撃された場所なので、そういう『カワウソ』などいろんなキーワードを使ったり、須崎市の特産品を使って、いろんなものを作っていきたいと思います」

須崎総合高校は、今後も授業を通して、地域の活性化に貢献していきたいとしています。