高知市や土佐市では、7日に「成人式」が開かれ、20歳の若者たちが“ハレの日”を迎えました。新成人に「大人としての目標」を聞きました。

高知市にある呉服店「きもの処公文」では、午前5時ごろから、およそ50人のスタッフが着付けやヘアメイクを開始。今年は100人の予約が入り、去年に比べ15%ほど増えてたといいます。

振袖のデザインは“淡い色づかい”のものが人気で、ヘアメイクは、金箔をちりばめたり、派手な髪飾りをつけたりといった、ポップなアレンジが多くなってきているということです。
着付けが終わった後は華やかな晴れ着姿をカメラに収める様子が多く見られました。

午後に開かれた、高知市の成人式。新型コロナ感染で療養している桑名龍吾市長からの「高知で学んだことや育んだ絆で困難に立ち向かってほしい」というメッセージが読み上げられました。

高知市によりますと、今年、市内に住民票がある対象者は3090人だったということです。高知で成人式を楽しんでいる皆さんに、「晴れ着に込めたこだわり」や、「成人式の感想」、そして「大人としての目標」を聞いてみました!

■新成人
▼「20歳になって『責任感がでてきたな』という感じです」
▼「振袖を来てみて、自分で見ても『大人になったなあ』と感じます」
▼「(目標は)落ち着いた大人になること。しっかり周りを見て動けるような人になりたいです」

▼「大人な気持ちが芽生えています。落ち着いて身の回りのこと考えて行動できるようになっていると感じます」
▼「無事20歳を迎えられて、本当に幸せですし『親のおかげだな』と思って、本当に感謝しかないです」

▼「(目標は)車を買うこと!車がずっと好きなので、めっちゃいい車を買って、ブンブンいわせたい!(欲しい車は)絶対にフェラーリを買う!」
▼「(将来は)CAになりたい。資格とか頑張って取ろうかなと思っている。誰からも頼りにされるような、みんなの安全を守れるようなCAになりたいです」
▼「大人な女性になること!親に頼ったりとか、まだ子どもの部分が20歳になってもあるので、もっと親に頼らず自立できるような大人な女性になりたいです」

▼「家族に感謝したい。自分も働き始めて、とても家族に感謝して頑張っていきたいと思うので、この成人式をよいものにできたら。目標は、信頼を得られるように。社会人としての私生活も含め、仕事でも活躍できる成人男性として頑張っていきたいです」

▼「せっかくの晴れやかな舞台なので、ちょっとでもアピールできるようにというコーディネートです。今後10年以内に『世界一周』を目指したいです。小学6年生ぐらいの頃から、いろいろ世界遺産とかを見てみたいなという意識で、もっと世界に飛び立って、知識とかも広げていきたいです」
▼「謹賀新年ということで、明るめのネクタイにしました。僕の人生の新年ということで、資格試験の勉強をしているので、早めに合格したいです。公認会計士です。」
▼「やっぱり『安定』!誰にも迷惑や心配をかけずに生きていきたいと思います」

▼「きょうのテーマは『平成のギャル』!どんどんイケメンになって、大人になっていけたら。(目標は)やっぱキムタクかな!『平成を抱いた男』になれたら。『令和を抱きたい』です」

▼「(衣装の)テーマは、黒っぽくしました。お姫様風」
▼「タメ口を直せるようになりました!ママとパパには本当にありがとうと思っています」

▼「(衣装の)テーマは『太平洋、海』です」
▼「足元が黒なので、ちょっと締まっててかわいいなと思って、この振袖を選びました」
▼「20歳という節目を迎えたので、これから自分のやりたいことをやって、親にも親孝行をしていきたい」

成人式を迎えた若者たちは「大人としての自覚」を新たにしたようです。