最大震度7を観測した能登半島地震の被災地で医療的支援を行う災害派遣医療チーム・DMATが、7日、島根県から出発しました。

厚生労働省から島根県への要請を受け、県内の4つの病院が、それぞれ災害派遣医療チーム・DMATを派遣し、8日から現地で支援にあたります。

このうち、松江赤十字病院では、医師や看護師など7人によるDMATが結成され、石川県七尾市を目指し、7日出発しました。

松江赤十字病院 石井裕繁医師「人が足りない、資材が足りない、感染症もすごく流行っているので非常に厳しい状況が予想されてますので、そういったことに対応できるものは全部もっていこうかなと思ってます」

被災地には、1人でも多くの命を助けるため、全国からDMATが派遣されていて、行政機関や警察・消防などと連携し、専門性を生かした医療的支援を続けています。