高知市は5日、桑名龍吾市長が新型コロナウイスルに感染したと発表しました。桑名市長は9日まで自宅療養し、その期間中は、弘瀬優副市長が公務の代理を務めます。

高知市によりますと、桑名市長は5日朝、微熱や喉の痛みなどの症状があり、新型コロナウイルスへの感染が確認されました。9日まで自宅療養し、その期間中は、1月1日に就任したばかりの弘瀬優副市長が公務の代理を務めるということです。
桑名市長は、7日の成人式と消防出初式に出席する予定でしたが、成人式には松下整教育長が、消防出初式には弘瀬副市長が、それぞれ代理で出席するということです。また、9日からの北海道・北見市への出張は、担当課の商工観光部の職員が代理で対応するということです。

桑名市長は、4日の仕事始めで職員に年頭の挨拶を述べていましたが、高知市によりますと、その際は体調に異常はなかったということです。現在も症状が軽いことから、高知市は、自宅療養中の桑名市長とすぐに連絡を取れる体制をとっていて、業務に支障はないとしています。

桑名市長は、去年11月末の高知市長選挙で初当選し、12月市議会など、市長としての最初の1か月の公務を終えたばかりでした。