岩手県ゆかりの作家の作品から岩手の近代美術史を紐解く企画展が、6日、県立美術館で始まります。

県立美術館で6日始まる企画展は「そのとき、岩手では」と題し、1910年から1980年までに、盛岡で開催された展覧会で展示された作品にスポットを当てています。

5日は報道機関向けに展示が事前公開されました。
会場には1910年に岩手で結成された洋画団体「北虹会」の展覧会で展示された作品をはじめ、絵画や彫刻などあわせて183点が並んでいます。
盛岡市出身の画家・内村吉助の「静物(りんごのある)」は、点の集合で表現する点描と呼ばれる技法を使った、県内で初めて展示された点描画とも言われています。
企画展「そのとき、岩手では」は2月18日まで開催されます。