長野市の市場で、新春恒例の『祝セリ(いわいせり)』が行われました。

「はい、いくら?!」
「2万円!」

長野市の地方卸売市場に入る丸水長野県水(まるすいながのけんすい)で、5日午前6時半から行われた祝セリ。

2024年は、広島県産のカキ、三重県産の真鯛や、山口県産のフグなどの詰め合わせが2万円で競り落とされました。

丸水長野県水によりますと、加工品は、例年であれば2日から入荷するものの、元日に発生した能登半島地震の影響で、石川県からの物流が止まっているため、かまぼこなどの一部の商品が届かないということです。

丸水長野県水営業1課宮坂洋佑課長:
「私たちも全力を尽くしてサポートして、魚をつなげていきたい」

鮮魚類の入荷については、今のところ地震の大きな影響は出ていないということです。