新春恒例の初競りが東京の豊洲市場で行われ、青森県大間産のクロマグロが1億1424万円の最高値で競り落とされました。

東京の豊洲市場では、午前5時すぎから鐘の音とともにマグロの初競りが始まり、次々と大きなマグロが競り落とされました。

最高値つけた「一番マグロ」は、青森県の大間で水揚げされた238キロのクロマグロ。寿司店などを経営する「ONODERA GROUP」と仲卸業者「やま幸」が共同で1億1424万円で落札しました。

「鮨 銀座おのでら」坂上暁史 統括総料理長
「年明け、悲しいニュースは続きましたけれども、我々飲食で、できる限り元気づけられればと思って、競りに臨みました」

去年の最高値は3604万円で、7820万円高くなっています。

「ONODERA GROUP」と「やま幸」による落札は4年連続で、大間産のマグロに最高値がついたのは13年連続です。

1億円超えは4年ぶりで、これまでの最高値は、2019年に寿司チェーン「すしざんまい」を展開する「喜代村」が落札した3億3360万円です。