去年(2023年)1年間に岩手県内で交通事故により亡くなった人は35人で、2021年に並び、過去最小となりました。
岩手県警察本部によりますと、去年1年間に県内で発生した交通事故で亡くなった人は前年より2人少ない35人で、1948年の統計開始以降、2021年と並び過去最少となりました。
年代別の死者は60代が12人と最も多く、次いで80代が8人、70代が6人で、全体の6割以上が65歳以上の高齢者でした。
交通事故の発生件数は1504件で、前年から7件減りました。
しかし高齢者が絡む事故が711件(前年比+30件)、飲酒運転による事故が18件(前年比+4件)で、前年から増加しています。
県警交通企画課の青木崇次長は、「さらなる事故の減少へ向け、街頭での交通安全の呼びかけや、取り締まりを強化していく」と話しています。