多くの企業や官公庁は、きょうが仕事始めです。年明けから能登半島地震や日本航空と海上保安庁の航空機の衝突事故などが立て続けに起きた影響で、例年とは違うスタートを切った人も多いようです。
「いよいよ今日からっていう感じで、無事に1年、仕事を務められればと思いますね」
「大変な年明けにはなったんですけど、気持ちを切り替えて、仕事も頑張っていきたい」
けさの東京駅。年末年始の休みを終え、きょうから職場に向かう多くの人の姿が見られました。
そして、「仕事始め」と言えば…
記者
「こちら、ずっと奥の方まで長い参拝客の列ができています」
“商売繁盛の神社”として知られる東京・千代田区の神田明神。スーツ姿のビジネスマンら多くの参拝客が訪れ、大きな熊手などを買っていました。
参拝客
「今年は甲辰という年で、60年に一度の非常に縁起がいい。新たな気持ちで頑張ろうという、そういう気持ちでおります」
「竜がごとく昇っていきたいです」
ただ、“新年への期待”の一方で、元日に起きた能登半島地震などを念頭に先行きへの不安を口にする人も…
参拝客
「いろんなことが起きてる世の中ですから、対応力がすごく求められてる」
また、地震の影響は、金融市場にも波及しました。
東京証券取引所で開かれた新年の大発会。冒頭に能登半島地震で亡くなった人々に黙とうをささげました。さらに、恒例の鐘を打ち鳴らす「打鐘」も行いませんでした。
そして午前9時。ことし最初の取引が始まりましたが、直後から売り注文が殺到。下げ幅は一時、700円以上値下がりしました。
地震の被害が深刻さを増す中、個人消費の落ち込みや企業活動の低迷など、日本経済に悪影響が出るとの見方から幅広い銘柄が売られました。
結局、去年の年末より175円値下がりし、3万3288円でことし最初の取引を終えました。
また、外国為替市場では地震の影響で、日銀のマイナス金利政策の解除の時期が遅れるとの見方が広がったことで円を売ってドルを買う動きが強まり、円相場は1ドル=143円台後半まで円安ドル高が進みました。
参拝客
「一言で言うなら、明るい1年になって欲しい」
2024年の仕事始め。期待と不安が入り交じるスタートとなりました。
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