年末年始をふるさとで過ごした人々のUターンラッシュがピークを迎えています。空の便ではきのう、羽田空港で発生した飛行機同士の衝突事故の影響が残っています。

高知龍馬空港は、年末年始を高知で過ごした人たちや見送りの人たちで混雑していました。Uターンラッシュはピークを迎えていて、空港では、別れを惜しむ人たちの姿が多く見られました。

▼神奈川から「実家で過ごした。高知が好きなので、25日からこの子は帰ってきていて…ナウマンカルスト行ったよね」
「ナウマンカルストも行った。岩を登りながら行ったからちょっと疲れたけど、涼しくて気持ちよかった」

▼栃木から「お正月、おばあちゃんと一緒で楽しかった」
「おせちとか食べた。ブリがおいしかった」
「久しぶりに孫に会えて嬉しかったです。コロナの間、我慢したので、とても楽しい正月になりました。ありがとうございます」

一方、2日夕方、羽田空港で発生した海上保安庁の航空機と日本航空の旅客機の衝突事故の影響も残っています。きのうは日本航空と全日空、あわせて5便が欠航に。羽田からの戻りが今朝になったこちらの男性は、きのう、事故の状況を目の前で目撃していました。

▼事故を目撃「そろそろターミナルを移動しようかなと思って、窓の外を見ると、真っ赤に燃えた飛行機が滑走路を走っていて、とても不気味な状態でした。このあと自分たちの飛行機はどうなるんだろうとか、そういったところのアナウンスはギリギリまでわからなかったという状態でした」

日本航空では。3日朝も高知発着の2便が欠航となっていて、空港では、キャンセル待ちや振替便の手続きに追われる人たちもいました。

▼キャンセル待ち「JALの職員からキャンセルをするのか、振替という形で別日に飛ぶのか、地上経路で帰るのかという形で案内されたので、どう帰るのか模索中」

日本航空、全日空ともに、羽田便では、事故の影響がもうしばらく続きそうです。