最大震度7を観測した能登半島地震を受けて、岸田総理は自衛隊員などを倍増して、被災者の救命救助にあたっていることを明らかにしました。

岸田総理
「被災者の救命救助、これは時間との戦いであり、まさに今、正念場であると感じています」

岸田総理は、現在も「倒壊した建物の下にいるなど、救助が必要な方の情報がおよそ130件ある」としたうえで、▼実働する自衛隊員を1000人から2000人規模に、▼救助犬を2倍以上に増やすなど、態勢を強化して救命救助活動に取り組んでいることを明らかにしました。

一方、きのう、羽田空港で発生した衝突事故による物資の輸送への影響については、「各省庁が連携をしながら、様々な輸送ルートを確保している」として影響はないとの認識を示しました。