羽田空港の滑走路で、日本航空と海上保安庁の航空機が衝突したことを受け、警視庁が容疑者不詳のまま、業務上過失致死傷の疑いで捜査に乗り出すと明らかにしました。

警視庁は今後、特別捜査本部を設置し、2つの機体が衝突したいきさつや、現場の状況を詳しく調べる方針です。

警視庁や東京消防庁によりますと、海上保安庁の航空機の機内からは20代から50代の男性乗組員6人のうち5人が遺体で発見され、30代の男性機長は重いやけどを負って病院に搬送されました。

東京消防庁などによりますと、日本航空の航空機に乗っていた14人がけがをしてこのうち4人が病院に運ばれたということです。