ウクライナでロシア軍による攻撃が激しさを増すなか、2日も各地でミサイル攻撃がありました。これまでに、5人が死亡したということです。

ウクライナの非常事態庁は2日、首都キーウや北東部ハルキウでロシア軍による攻撃があり、5人が死亡、127人が負傷したと明らかにしました。

キーウのクリチコ市長によりますと、ミサイル攻撃によって高層住宅などで火災が発生し、市内の一部地域では水や電気の供給が止まっているということです。

一方、ロシア西部ベルゴロド州では、この日、ウクライナ軍による攻撃があり、地元州知事は1人が死亡、4人がけがをしたと発表しました。

双方の攻撃の応酬は激しさを増していて、ベルゴロド州では先月30日にも、ウクライナ側からの攻撃で20人以上が死亡。プーチン大統領は1日、これについて「民間人を狙ったテロ行為だ」と非難し、報復としてキーウなどに攻撃を行うと話していました。