きのう、石川県で最大震度7を観測した能登半島地震で、石川県内の死者は少なくとも30人に上っています。

石川県などによりますと、きのう発生した能登半島地震で輪島市で15人、珠洲市で6人、七尾市で5人、穴水町で2人、羽咋市、志賀町でそれぞれ1人のあわせて30人の死亡が確認されました。

輪島市ではこれまでに14件の閉じ込めが確認されています。

また、輪島市にある能登空港では、周辺の道路が寸断されるなどして、空港の利用者や地域の住民などおよそ500人が孤立状態になっているということです。

珠洲市でも「逃げ遅れ」の情報が数多く入っていますが、道路が寸断されるなどして救助が追いついていないということです。