きのう、石川県で最大震度7を観測した能登半島地震の影響で、石川県の能登空港ではおよそ500人が孤立状態になっていることがわかりました。

国土交通省によりますと、石川県輪島市の能登空港につながる周辺の道路が寸断されるなどしているため、空港の利用人や地域の住民など500人が孤立状態になっているということです。

能登空港では地震の影響でターミナルのガラスが割れたほか、天井がはがれるなどの被害が確認されているため、避難をしている人は駐車場にあるバスやレンタカーに避難しているということです。けが人はおらず、食料や毛布は支給されているといいます。

また、空港の滑走路には深さ10センチ、長さ10メートル以上の亀裂が4から5か所ほど確認されているため、4日まで閉鎖予定ですが、修復をする人が空港にたどり着くことができていないため、復旧の見通しは立っていないということです。