2024年の元旦、宮城県内各地の海岸では初日の出が見られ、訪れた人たちが気持ちを新たにして1年の始まりを迎えていました。

仙台市若林区の荒浜では、1日午前7時過ぎ、雲の中から2024年最初の朝日が出てきました。訪れた人たちは、記念撮影をするなどしながら思い思いに初日の出を楽しんでいました。

訪れた人:
「やっぱりきれいですね」
訪れた人:
「健康に幸せな1年にしたい」

また、宮城県気仙沼市の港を一望できる安波山にも多くの人が集まりました。朝日が昇るとみんなで万歳三唱をする姿も見られました。

気仙沼市内から訪れた人:
「(初日の出は)雲が多かったが、その上に出て良かった。今年はみんな安全で健康でいい年になればいい」
埼玉県から訪れた人:
「出てきたときは明るくてきれいだった。今年から大学2年生で先輩になるので楽しい大学生活を送れたらと思っています」
同じく気仙沼市の岩井崎にも大勢の人が訪れ初日の出に手を合わせていました。
訪れた人:
「高校3年生になるので、進路に向けて、初日の出を見て勇気が出たのでがんばりたい」

岩井崎に立っているのが、龍の形をしたマツの木です。2011年に東日本大震災の津波で被災しましたが残った姿が龍の姿に見えることから今では撮影スポットになっています。今年の干支は「辰」ということもあり、訪れた人たちが記念撮影を楽しんでいました。