岩手県が公表した新年度当初予算要求の概要によりますと、総額は約7474億円で今年度当初予算を下回り2年ぶりに減少しました。

概要は各部局の予算要求をとりまとめたもので、一般会計の総額は7474億4800万円と、今年度当初予算と比べて約239億円下回りました。新型コロナ対応経費で保健福祉部関係のワクチンなどの感染対策や商工労働観光部関係の事業者への資金貸付が減ったため、2年ぶりの減少です。
また、震災対応分は約325億円で東日本大震災の発生以降、最少の規模です。
県は来年1月の知事査定を経て県議会に当初予算案を提案します。