年の瀬の風物詩、餅つきが高知市上町で行われ、地域の人たちでにぎわいました。

高知県高知市の上町5丁目では、町内会が、地域の交流の機会にと2019年から毎年餅つきを行っています。コロナ禍の中でも地元の絆を大切にしたいと行われてきたこの餅つき、今年も子どもからお年寄りまで30人ほどが集まり、久しぶりに顔を合わせた地域の人たちと声をかけあいながら杵と臼を使って昔ながらの餅つきを楽しみました。つきたての餅はおしるこなどにして味わい、参加した人たちからは笑顔があふれていました。

上町5丁目町内会長は合田国生さんは「餅つきがあったらお正月が来るなという感じがあるじゃないですか。人と人とのつながりが薄くなってるときですので、みんなで集まってお餅を一緒につくということがすごく大事なんじゃないかなと思います」とこの年の瀬のささやかな行事をこれからも大切にしていきたい思いを話してくれました。