12月25日から27日までの3日間で、4件の死亡事故が連続して起きたことから、長野県は、28日、交通死亡事故多発警報を出しました。

長野県内では、25日に諏訪市で動き出した乗用車と建物に挟まれ、56歳の女性が死亡したほか、26日には長野市で、また27日には安曇野市と豊丘村で、それぞれ歩行者の男女合わせてが3人が、車にはねられ死亡しました。

これを受け、県の交通安全運動推進本部は、28日、交通死亡事故多発警報を出しました。

現在、年末の交通安全運動が展開されていますが、県ではさらに1月6日までの間、広報啓発活動を強化して、交通死亡事故の抑止に全力で取り組むとしています。

歩行者に対しては、薄暮時や夜間に歩行する際には、夜光反射材などを活用したり、明るい色の服を着るよう呼びかけるほか、ドライバーに対しては、夕暮れ時の早めのライトの点灯や、ハイビームの活用などを呼びかけています。