来年辰年になるのを前に龍をモチーフにした美術作品の展示が高知市で行われていて、多彩な技法で描かれた龍を楽しむことができます。
高知市の龍馬の生まれたまち記念館で開かれている「描かれた『龍』の世界」。来年の干支、龍にまつわる美術作品を楽しんでもらおうと、県内の美術関係者から集めたちぎり絵や彫刻、日本画など江戸から現代までの作品10点が展示されています。

こちらは江戸時代の画家・狩野伊川院(かのう・いせんいん)による日本画です。荒れた波と空を背景に迫力ある龍の姿が描かれています。
(龍馬の生まれたまち記念館 森本琢磨 学芸員)
「龍は十二支の中で唯一の架空の生き物。それだけに想像の翼を広げる余地が大きいと思う。昔の人がどのように龍を描いてきたか、現代の私たちがどのように龍という存在に価値を見出していくかとか、そういったところを楽しみながらご覧いただければ」
「描かれた『龍』の世界」は1月15日まで、開かれています。














