トルコのエルドアン大統領は27日、パレスチナ自治区ガザへの地上侵攻を続けるイスラエルのネタニヤフ首相について、ナチス・ドイツの「ヒトラーと何が違うのか」と強く批判しました。

トルコのエルドアン大統領は27日、首都アンカラで行った演説で、イスラエルのネタニヤフ首相が続けるガザへの地上侵攻とナチスによるホロコースト=ユダヤ人大虐殺を重ね合わせ、「ヒトラーと何が違うのか」と述べました。

そして、アメリカや西側諸国がイスラエルを全面的に支援しているとして、「ヒトラーより裕福だ」「その支援によってガザで2万人以上を殺害した」と批判しました。

エルドアン大統領は、これまでにもイスラエル批判を繰り返す一方、今年10月にはイスラム組織ハマスについて「テロ組織ではない」と擁護する発言をしています。