オンラインで販売したクリスマス用のケーキの一部が崩れて届いた問題で、高島屋は謝罪したうえで、「原因の特定は不可能」だと結論づけました。

高島屋 横山和久 専務
「誠に遺憾ながら、原因特定は不可能という判断に至った次第です。誠に申し訳ございませんでした。深くお詫び申し上げます」

高島屋は会見で、クリスマスケーキの製造会社や配送先への調査を行った結果、「温度管理は適切で問題はなかった」と説明。

一方で、「当時と同じ環境を再現することは困難だ」として原因の調査を打ち切りました。

また、商品の管理体制に問題があったとして、“全ての責任は販売した高島屋にある”と強調しました。

高島屋によりますと、オンラインでのクリスマスケーキは全国で2879個販売され、被害件数はこれまでに807件にのぼっています。