ー中国の選手との差が縮まっている実感はありますか?
「一番実感したのは、8月のW杯のファイナルなんですけど、今までなかなか手が届かなかった中国勢の1人に初めて勝つことができたんです。
自分でもできるんだっていう自信になりましたし、1位の選手とも1点2点差ぐらいで。…とはいえ、差は少なくてもまだすごく大きな違いがあるんですけど…。
でも、自分もそこまでいけるんだっていうのを実感できたので、もう次はもう彼女たちに勝つぞ!っていう気持ちに変わりました。」
三上選手が幼いころから二人三脚で歩んできた、安田千万樹コーチも、期待をにじませます。

ー安田コーチから見て、今の三上選手の状態は?
安田千万樹 日本代表ヘッドコーチ
「大きなスランプもなく、技術もメンタルもフィジカルも全て強化できている状態です。どんなコンディションであっても自分の力を出し切ることを目的に、昨年からずっと毎月のように試合をこなしてきました。なので、そういった意味では大きな成果のあったシーズンじゃなかったかなと思います。」
オリンピックまであと少し。
三上選手に、今の気持ちを聞いてみました。