冬山登山のため国立公園・大山を訪れていた男女3人が一時行方不明となっていましたが、26日朝、全員の無事が確認されました。
3人は登山道が整備されていない「縦走路」を利用しようとして吹雪に遭遇し、山頂付近で二晩過ごしたということです。
土江諒 記者
「24日に登山を始めた3人はその日のうちに下山する予定でしたが、下山できなかったということです」
行方が分からなくなっていたのは、山口県宇部市在住の60代の男性2人と40代の女性1人、合わせて3人です。
登山届によると、3人は24日、夏山登山道から山頂まで登り、剣ヶ峰・三鈷峰などを縦走してその日のうちに下山する計画でした。
しかし、夜になって吹雪がひどくなり下山が困難になったため、天狗ヶ峰付近でビバーク。
25日午前8時ごろ、家族と警察に「これから下山する」と連絡をした後、携帯電話が通じなくなっていたといいます。














