北陸銀行は26日、CO2の排出削減に向け、日本海ガスのカーボンニュートラルガスを導入することを発表しました。

北陸銀行と日本海ガスは26日、カーボンニュートラルガス(=森のチカラガス)の需給に関する契約を結びました。

これは北陸銀行が排出するCO2の一部を、森林保護などを通して達成したCO2の吸収量や削減量と相殺させる仕組みで、ことし8月に「富山市カーボン・オフセット運営協議会」が創出した地産地消クレジットを活用して供給されます。

森林由来のクレジットを活用して得たガスを地元の民間企業へ供給するのは全国初となります。

きょうは証明書の交付式が開かれ、日本海ガスの土屋誠社長から北陸銀行の中澤宏頭取に証明書が手渡されました。

これにより、北陸銀行は富山市内の11の店舗でCO2排出量を年間およそ390トン削減できるとしていて、1月からの導入を予定しています。