
■経済対策不評も…「成果示すことで理解得たい」■
Q内閣支持率低下が続いている。政治をどう前に進めるか
《岸田総理》
世論調査の結果等については厳しい声は謙虚に受け止めたいと思います、しかし政治は結果ですので、経済対策についても昨年、総合経済対策、日本の国が30年間続いたデフレの悪循環から脱却するために必要な政策、これを厳選して議論を行い、そして決定をした、こういった対策を用意しました。
ぜひこの対策、裏付けとなる補正予算も成立をさせ、そしてさらには、令和6年度の予算も編成を行いました。こうした成果をしっかり示すことで国民の皆さんに政策についてもご理解いただきたいと思います。そしてそれ以外にも社会、あるいは外交、様々な分野において先送りできない課題にしっかりと、責任を果たしていく、そして結果を出していく。このことで国民の皆様のこうした政府の取り組みについての理解を得ていく、これに尽きると思っています。
■“政治とカネ”信頼回復に向けて「強く覚悟」■

《岸田総理》
しかしそれにつけても昨今、この政治とカネの問題。政治の信頼が揺らいでいる。このことは深刻に受け止めなければならないと思います。政策の実行は国民の皆さんの信頼、あるいは政治の安定があったればこそだと思います。
だからこそ、いま言ったように政策において結果を出すためにも政治の信頼回復に向けて私自身、自民党の総裁、トップとして先頭に立って今年は取り組まなければならない、強く覚悟を決めています。
(聞き手 RCC東京支社 大平洋)収録は去年12月21日 総理官邸にて